10/25(土)26(日)あした帰った公演「人を支えることを考える練習」再演@カフェみずうみ

7月に高槻城公園芸術文化劇場で初上演された演劇、あした帰った「人を支えることを考える練習」が、京都カフェみずうみにて再演されます!
カフェみずうみもカフェとして出演、上演の中で対話や飲食を楽しめる演劇です。前回見逃した方もぜひ
日時:
10月25日(土)上演11時〜/特別企画17時〜
10月26日(日)上演11時〜 ※各回10席限定
あなたは人を支えていますか?あなたは人から支えられていますか?人を支えることは必要ですか?自分で自分を支えられますか?
演出:伊藤拓也
構成・出演:うろこ、熊澤洋介、阪本林太郎、すら、ナオカ、みずうみ、八木智大
料金:上演 2,000円(お茶菓子付)特別企画 1,000円
会場:ことばを食べるカフェみずうみ
京都市東山区月見町10-2 八坂ビル地下奥
バス停「祇園」八坂神社を南へ徒歩3分程度
詳細・ご予約はこちらから
https://note.com/ashita_kaetta/n/ne3a23d096cb5
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以下、7月に上演した後のみずうみの所感を記しています。
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みずうみの底で、生きていくための呪文を唱える練習をする(ぶつぶつ、ぶくぶく)
沢山の声が交わされる中、みずうみの水面である鏡の幕を開いたとき、そこ(底)にいるいったん言葉を失ったみんなが、自分と一緒に映っていて、誰のどんな心の声も聞こえるし聞いていいし、言っていいし言わなくてもそこにいるだけでいいのだと思いました。
誰かと向き合ったとき、何度でもこのシーンが上演されるし、流れていた波の音のように、みずうみの底で何度でもこの幕を開いていたいと思いました。その悲しみの底に、他人の存在とともに立ち現れる光は底なしに(優しく)どんな形の生命も照らすのだと…
それぞれの出演者の迷い言のような上演は、生きていくための呪文が呪文になるまでの試行錯誤(練習)のようで(まだなんて言ったらいいかわからないけれど…というような感じの、なんて言ったらいいかわからないけれど)愛しさを感じさせるものでした。
そのひとつひとつ懸命に紡がれる大切な小さな物語をそこにいるみんなと共有して、迷いながら生きていっていい、私たちはそれぞれの未完成な呪文を(ぶつぶつ)交換しながら生きていけるのだと思いました。