さくまはなさん個展「ポリレンマの家」によせて

2024年1月5日〜1月28日、併設ギャラリー単子現代にて展示のさくまはなさん個展「ポリレンマの家」オープニングとして、カフェみずうみとのコラボレーション「ポリレンマ茶会」が1月6日に開かれました。

展示にも関連の強い「分配」をテーマに、まずはタロットカードで参加者の役割を決め(火を点ける係、お茶を注ぐ係、食べものを切り分ける係、配膳する係など)、

お茶菓子として、ひとつの大きなかんじクッキー「家」をお出ししました。
切り分ける係の人が「スクラップアンドビルド」と言って(!)一旦解体して再度組み立てた「家」を、配膳係の人がなるべく均等に皆さんに分ける…このような様式と意外性のあるアートのお茶会になったことを嬉しく思います。

「家」はウ冠の屋根の中で、ひとつのある意図の元に人それぞれがバナナのように連なりあるいは横槍を入れて支え合う、最小単位の社会の縮図のようにも見えます。

はなさんの作品は、人びとが日常的に使うものでいくつか定型のあるものを積み重ね、そこにランドスケープが生まれるとのことですが、その風景は文明が去った跡のようでどこか悲しく、それゆえに美しさを感じます。

「ポリレンマの家」展示中、関連したことばを食べるカフェみずうみも併せてお楽しみください。

さくまはな個展「ポリレンマの家」@単子現代
会期:1月5日〜1月28日、金土日14時〜19時
※最終日16時〜「解体と再生の茶会」が開かれます!