2017.3.11「ものを書くための、読書会」レポート


【「ものを書くための、読書会」 開催までの経緯】

2016年11月に ジャンル不定カルチャー誌「アレ vol.1」を出版した、関西発の 評論系 同人サークル「アレ★Club」Twitter@club_are の事務局長は空堀商店街にある旧ヤム邸のカレーを食べたついでにみずうみに寄ってくれることがある。


ジャンル不定カルチャー誌「アレ vol.1」
(最初アニオタの人が来たと思ったがそうではなかった)
世の中にある、まだ定義付けされていない 名称もない「アレとしか言いようがないものごと」に着目して論を展開し新たな世界観を提示している。
(記事のタイトル例「とにかく寄生虫は滅ぶべきである?」「魔法と人間ーデジタルネイチャーと心」など)


アレ★Clubさんの意図するところや、
関西での評論・批評文化の弱さなどを耳にしているうちに

各人が自身の視点で物を見て自身の論点を持って、対話していけるような文化が関西で定着したらすばらしいだろうなと思うようになり、アレ★Clubさんのイベントをみずうみでやってみてよ、ということになりました。

アレ★Clubさんとしては読み手もそうですが、ものを書けるひとを増やしたいという思いがある。
ということで、こういった趣旨・タイトルのイベントを開催することになりました。


【 2017.3.11 土曜夜 「ものを書くための、読書会」 開催 】

読むものは、
澁澤龍彦『エロティシズム』から「セクシュアルな世界とエロティックな世界」(文章がとにかく美しいとのこと)
いかがでしょうこのセレクション、このタイトル、大丈夫でしょうか?


まずは自己紹介と最近読んだ本の紹介でアイスブレイク。

アレ★Club代表の山下さんよりものを書くときの基本的なポイントのご案内。

◎取り扱う対象は何でも良い
◎ものを読んだり見たりしたとき、普段の生活の中で、
自分がおかしいと思ったことや違和感に気づく(常に疑いを持つこと)
その疑問に着目する

◎疑問に思ったり違和感を感じた点について、そう思った感じた”理由つきで”述べる


実際に「セクシュアルな世界とエロティックな世界」を読んでみて、
(アレ★Club事務局長による明瞭で聞き応えのある朗読を聞く)
それぞれ気になった点を挙げて対話し、
その気になった点と、そう思った理由をつけて簡単に文章を作ってみて、コメントをもらい、さらに対話を深める。
おもしろい題材でもって、ものを書くときの基本的なステップとその面白さをワークショップ形式で体験しました。


主題になっているエロティシズムについてや「見る・見られるの関係」について各人の素直な見解を述べ、
知的に熱く楽しく語り合う時間もあり、
こんな場はふつうないし貴重やな、新しい対話の場になったなと思いました。
ご参加いただいた方々にも、知的かつ刺激的な対話空間を楽しんでいただけたようです。


夜通しトークではアレvol.1 寄稿者の方の参加もあり、本を作る際の寄稿者の方々とのやりとりについて、
何度も書き直しをしていただいたり、話し合いを重ねてひとつの記事を作り上げることもあるという話を聞き、
本作りの中でも、文章を書く、文章や記事を良いものにすることへの彼らのこだわりや情熱がひしひしと感じられました。
5月発売予定・鋭意制作中のvol.2 についてもこの場だけの予告や裏話もあり、
本を作ることの実際についてどこよりも近い距離で疑似体験できたかのような不思議に魅力的な夜になりました。


最後に、
みずうみさんも”ウチ抜きで”おもしろいことやってくれたら取材させていただいてもいいですよ的なありがたいお言葉をいただき、
ほんまにアレ?
がんばらさせていただきます~( lll ´_ゝ`) _旦~~コンカイオキャクサンアツメルノタイヘンダッタナア


とはいえ、彼らの活動内容はどこまでも興味深いし、
アレ★Clubさんが現れたことは確実に新たな(おそらくみずうみがより良く変わるための)局面となりましたので、
しばらくは月1でイベントを継続して頂くことになりました。


☆ 次回は4/8(土)19:00~22:00
【ものを書くための、読書会 vol.2】を開催いたします!
(初回の反省点を踏まえてバージョンアップ)
ご予定が合えばぜひ。
http://mizuumi-plan.com/blog-entry-89.html?sp


他にはない知的かつ濃い文化・対話空間を味わえることは保証します。
こんなこと、やってるうちに、みなさまぜひ一度味わってみてくださいね ♪
かわいらしい代表山下さんと、こたつ的な(人びとの拠り所的な)存在感のある事務局長永井さんのやりとりを見るだけでも、おもしろいですよ。



メイン講師 アレ★Club代表山下さんと、今回のために作った「其 ソレ it 」クッキー。その他「是 コレ this 」クッキーも作りました。
【アレ that に対応する漢字がない】ということが1番のポイントです。

世の中にある、まだ定義付けされていない 名称もない「アレとしか言いようがないものごと」に着目して論を展開し新たな世界観を提示するのが彼らの意図するところだから。(そんな感じですよね)

たしかに、人それぞれが独自の視点でそういうものに着目して、立体的な論で、対話していくことができたら、もっと文化的に豊かな世界になるのではと思う。

ベクトルは違うけど、みずうみは人間の文化の源流である言葉を分解して有機的に味わっていくことで、文化的に豊かな世界を目指してます。

外と内、ロジカルとフィジカル、他人を説得することと、自分で納得すること。

普段ほとんどレポート書かないのですが、「ものを書くための、読書会」の空間にいて、いろいろ書きたくなったみたいです。ぜんぜん、ロジックにはなっていませんが。

※ このレポートはみずうみによる主観的なレポートです。

関西発の 評論系 同人サークル アレ★Club さんのTwitterはこちら Twitter@club_are

テーマ : イベント
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

壽谷 祐実  Sudani Yumi

Author:壽谷 祐実 Sudani Yumi

○在宅とオフィスで、コールセンター業務をしています(お金になるのはこれ!)

○人と話すこと、少人数で話し合うこと、楽しく話しながら勉強することが好きです

○言葉に興味を持っています

○食に関すること全般が好きです(食べる、料理、カフェ、農)

○アート全般が好きです
(音楽、映画、映像、演劇、写真、絵画、漫画、小説、空間、プロジェクト)

自宅で ことばをたべるライブラリー みずうみ として、本を介してゆっくりお茶しながらお話できる対話空間をひっそりスタートしました。

このサイトでは、みずうみの紹介、日常で考えたこと、イラスト、食などについてアップしています。


mail@mizuumi-plan.com

Twitter: yumi sudani

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