みずうみと海を分けるもの


お客さんにすすめられて、
小川洋子さん『海』(新潮文庫)の中の短編『バタフライ和文タイプ事務所』を読んでみました。

言葉(とりわけ漢字)をひとつひとつ違う生き物のように描いていて、文字へのフェティシズムに共感。

ところで、”言葉の海”や”知恵の泉”など、なぜ言葉や知は〈水〉を彷彿とさせるのでしょう?

〈水〉のように未分化なものを〈分化〉させるのが言葉だけど、(水→海や湖)
でも分化されているものを大きなくくりの未分化に戻すのも言葉だし、(海や湖→水)

言葉は世界を分け隔てもするし、
ひとつにまとめることもする。
そのどちらともつかない流動性が〈言葉〉の世界と〈水〉なるものを繋げているのかもしれない。

そんなわけで『ことばを食べるカフェみずうみ』というタイトルで開けています。

今はひとまず、みずうみと海の違いに思いを巡らせてみる次第です。

テーマ : 文明・文化&思想
ジャンル : 学問・文化・芸術

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大阪市中央区谷町6-5-26
複合文化施設 萌 ho 2F
地下鉄 谷町六丁目②出口~徒歩3分
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「ことばを食べるかんじクッキー」
ー記憶の砂底に眠ることばの化石ー みずうみでは、文化を豊かにしていきたいという思いから、人の文化の源流である〈ことば〉をひとつひとつじっくり味わうための、さまざまな漢字の形をした「ことばを食べるかんじクッキー」を作っています。

全成分:小麦粉 砂糖 卵 米油 塩
※有人時のメニュー&イベントで提供中!どんな言葉が食べられるかは来てみてのお楽しみです♪ ことばを食べるかんじクッキー
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壽谷 祐実 Sudani Yumi

Author:壽谷 祐実 Sudani Yumi
【みずうみプラン:企画・編集】
★自己の拡張または他者への受け渡し、各々の鏡、生活と共にある野生のメディア、長期的インスタレーション作品「みずうみ」運営。また「ことばを食べるカフェ」として様々な漢字の形の「ことばを食べるかんじクッキー」を作っています。

WORK>●聞く話す、インタビュー
●書き起こし、記事ページ作成、ネーミング、キャッチコピー、案内文、文章、デザイン・イメージ作成(WEB・印刷物)、本作り、出版
●コラボレーション(もうひとりのあなたとして)様々なアイデア出し、企画、編集、実務、共感、優しさ
●コラボ企画&場所貸し(読書会、WS、教室、お茶会、会議、販売、展示、公演、インスタレーション等)
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